【AI】信オンAIを考える-⑦システム編(コスト)

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「信長の野望 Online」専用の質問AI(RAG)を作り、公開サーバで運用する際のイニシャルコスト(初期費用)とランニングコスト(月額運用費)を試算します。


1. AI構築のコスト要素

RAGベースの質問AIの運用には、以下のコストが発生します。

① 初期構築(イニシャルコスト)

項目コスト詳細
サーバー構築費0円~5万円自宅サーバーなら0円、VPSならセットアップ費
データ収集・クローリング0円~3万円自作なら0円、開発代行依頼なら数万円
LLMチューニング0円~5万円GPT-4 APIなら0円、ローカルLLMならGPU購入が必要
開発ツール費0円~1万円GitHub CopilotやVS Codeの有料プラン
ドメイン取得1000円~3000円「.com」なら年1000円程度
SSL証明書0円~1万円Let’s Encryptなら無料、有料なら1万円程度
公開サーバーの初期費用0円~5000円VPSなら初期費用がかかる場合あり

合計(初期コスト)

  • 最小 0円(自宅PC & クラウドAPI)
  • 最大 10万円(GPU購入、専用VPS、開発費込み)

② 月額運用(ランニングコスト)

項目コスト詳細
サーバー代1000円~1万円VPS(ConoHa, AWS, GCP)
ドメイン更新1000円/年「.com」なら年間1000円(=月83円)
SSL証明書0円~1000円Let’s Encryptなら無料、有料なら月1000円
GPT-4 API0円~1万円API使用量による(1Kクエリで月1000円程度)
クラウドDB(FAISS, Pinecone)0円~5000円クラウド検索エンジン利用時
データ更新(クローリング)0円~2000円スクレイピングのサーバー負荷次第
GPU運用(ローカルLLMの場合)0円~5000円RTX 4090運用なら電気代が増える

合計(月額ランニングコスト)

  • 最低 1000円(VPS+無料API利用)
  • 最大 1万5000円(GPT-4 API + 高性能サーバー)

2. 運用方式別のコスト試算

運用方式ごとに、イニシャルコスト & 月額コスト をまとめる。

① クラウドAPI(最も安価)

項目イニシャルコストランニングコスト
サーバーVPS(1000円/月)1000円/月
クローリング0円0円~2000円
AIOpenAI API(0円)1000円~5000円
合計1000円~5000円2000円~8000円/月

→ 特徴: 最小コストで運用可能、ただしAPI課金あり。


② VPS + FAISS(低コスト・安定)

項目イニシャルコストランニングコスト
サーバーVPS(1000円/月)1000円/月
クローリング0円~5000円0円~2000円
AIFAISS(0円) + API0円~3000円
合計1000円~5000円2000円~6000円/月

→ 特徴: クラウドAPIに依存せず、検索高速化。


③ 自宅サーバー + ローカルLLM(無料運用)

項目イニシャルコストランニングコスト
サーバー自宅PC(RTX 4090:25万円)電気代(3000円/月)
クローリング0円0円
AILlama 3(0円)0円
合計0円~25万円3000円/月

→ 特徴: 完全無料で運用できるが、GPUが必要。


④ 高性能運用(専用サーバー + クラウドDB)

項目イニシャルコストランニングコスト
サーバーAWS/GCP(1万円/月)1万円/月
クローリング5000円2000円
AIOpenAI API + Pinecone(5000円)1万円/月
合計1万円~5万円1万5000円~2万5000円/月

→ 特徴: 企業レベルの安定運用だが、コスト高。


3. おすすめの運用プラン

目的最適プランイニシャル月額
最小コストで運用クラウドAPI(GPT-4)1000円~5000円2000円~8000円
低コスト&安定VPS + FAISS1000円~5000円2000円~6000円
無料で運用自宅サーバー + ローカルLLM0円~25万円3000円
高性能運用AWS + GPT-4 + Pinecone1万円~5万円1.5万~2.5万円

4. 結論

「コストを抑えたいなら?」クラウドAPI(GPT-4)+ VPS(2000円~8000円/月)
「完全無料運用がいい?」自宅PC + ローカルLLM(ただしRTX 4090が必要)
「安定性と低コストのバランスを取りたい?」VPS + FAISS(2000円~6000円/月)
「最強スペックで動かしたい?」AWS + GPT-4(1.5万~2.5万円/月)


次のステップ

  1. どの運用方式を選ぶか決定
  2. 必要なサーバーやツールを用意
  3. AIの試作&テスト運用開始

→ どの方式で進める?

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