【AI】信オンAIを考える-⑥システム編(スペック)

読み物
読み物

「信長の野望 Online」専用の質問AI(RAG)を 自宅PCで運用する場合、GPUが必要かどうかは運用方法による。以下に、GPUの必要性を整理するよ。


1. GPUが必要なケース

以下のケースでは、GPUがあったほうが圧倒的に高速になる。

① ローカルでLLM(大規模言語モデル)を動かす場合

  • Mistral 7B, Llama 3, Falcon などのLLMをローカル実行
  • 推論速度を上げたい
  • 自宅で完全オフラインAIを作りたい

GPUの必要性高い(必須)
おすすめのGPU

GPUVRAMLLM推論
RTX 306012GB小規模モデル(Mistral 7B)が動く
RTX 407012GBLlama 3 8B が動く
RTX 409024GBLlama 3 13B も快適
A100 / H10040GB~商用レベル

Llama 3(8B)なら12GBのVRAMで動くが、13B以上は24GB以上が必要!


② FAISSでベクトル検索を超高速化したい場合

  • クエリ(質問)をベクトル化して検索する
  • 大規模データ(数百万件)を扱う

GPUの必要性中程度(なくてもOK)
理由

  • CPUでもFAISSは動くが、GPUがあると50~100倍高速になる
  • ただし、小規模ならCPUで十分

2. GPUが不要なケース

以下の運用なら、GPUなしのCPUのみで問題なし

① クラウドAPI(GPT-4)を使う場合

  • ローカルでLLMを動かさず、OpenAI APIを使う
  • RAGの検索部分だけローカルで処理

GPUの必要性不要(全く不要)
理由

  • GPT-4, Claude, Mistral API ならサーバー側で処理
  • クエリ処理だけなら、低スペックPCでも可能

② 小規模なベクトル検索(FAISS, Elasticsearch)

  • 検索データが数千件~数万件程度
  • CPUで十分処理可能
  • 応答速度が1秒程度でもOK

GPUの必要性不要(CPUで十分)
理由

  • FAISSはCPU版でも十分速い
  • 小規模データなら、レスポンス速度は1秒以下になる

3. おすすめのPCスペック(運用方式別)

運用方式CPUメモリGPUストレージ
クラウドAPI(GPT-4)Ryzen 5 / i58GBなしSSD 256GB
ローカルRAG(FAISS + CPU)Ryzen 7 / i716GBなしSSD 512GB
ローカルRAG(FAISS + GPU)Ryzen 9 / i932GBRTX 3060以上SSD 1TB
完全ローカルLLM(Llama 3, Mistral)Threadripper64GBRTX 4090NVMe 2TB

4. 結論(GPUは必要?)

運用方法GPUの必要性コメント
クラウドAPI(GPT-4)を使う不要APIだけなら低スペックPCでOK
ローカルRAG(FAISS + CPU)不要小規模データならCPUで十分
ローカルRAG(FAISS + GPU)あれば高速速度を求めるならRTX 3060以上
完全ローカルLLM(Llama 3)必須RTX 4090クラスが必要

5. どの運用を選ぶ?

GPUなしで安く運用したいなら
➡ クラウドAPI(GPT-4)+ FAISS(CPU)

オフラインAIを作りたいなら
➡ RTX 4090 or A100 でローカルLLM運用

低コストで高速化したいなら
➡ RTX 3060(FAISSをGPUで最適化)

→ どの運用で進める?

メール通知
Notify of
guest
0 Comments
Inline Feedbacks
View all comments