【考察】なぜ、私達は推しやアンチプレイヤーを作ってしまうのか?

日記
日記

ゲームを遊んでいると、自然と「推し」が生まれることはありませんか? お気に入りのキャラクターや家臣(英傑)を育成し、装備を整え、ゲーム内で活躍させる。あるいは、歴史上の武将に対して強い思い入れを持ち、その生き様に共感することもあるのではないでしょうか。

その一方で、どうしても好きになれないキャラクターも出てくることはあります。「このプレイヤーを見るとモヤモヤする」といった感情を抱くこともあるはずです。

なぜ私たちは「推し」を作り、そして時には「アンチ」(不快な感情を受けるプレイヤー)を心の中で生み出してしまうのでしょうか? それは単なる好みの問題ではなく、人間の心理や本能に深く根ざした現象だと思います。

推しを作る理由と、それに反するアンチキャラが生まれる理由について考察して行こうと思います。

推しを作る理由

推しとは、単に「好きなキャラクター」ではなく、特別な愛着を抱き、応援したくなる存在のことを指します。では、なぜ私たちは推しを作るのでしょうか?

自己投影と自己実現

推しキャラには、自分がなりたい姿や憧れを投影することが多くありませんか? 特に信オンでは、キャラクターを操作したり育成したりすることで、自分の理想像をそのキャラに反映することができます。たとえば、武士道に生きるキャラが好きな人は、そのキャラの生き方に共感し、「自分もこうありたい」と思うのではないでしょうか。

また、推しキャラのストーリーに共感し、その成長を見守ることで、「自分も一緒に成長している」という感覚を得ることはありませんか。 これは、推しを通じて自己実現を図る心理的なプロセスの一環なのかもしれません。

愛着形成(アタッチメント)

長い時間を共に過ごしたキャラには、自然と愛着が湧くもの。これは、人間が本能的に持つ「アタッチメント(愛着)」の心理が関係してると思います。特に自分が作ったキャラクターは一定のルールに従って行動するため、現実の人間よりも予測しやすく、裏切られることが少ないと感じます。

たとえば、リアルの人間関係では相手の気持ちが変わることもありますが、私が作った『桜井葡萄』のキャラの気持ちは変わりません。だからこそ、推しに対する安心感や信頼感が生まれやすいのかもしれません。

自分の価値観や世界観を投影する

推しを持つことは、自分の価値観や美学を表現する手段にもなっているのかもしれないと考えます。好きなキャラの特徴やストーリーに惹かれるのは、そのキャラが自分の理想や信念と一致しているからかもしれません。

たとえば、歴史上の人物や時にリアルで知った人の中で「忠義を貫くキャラ」が好きな人は、自分自身も忠誠や信念を重視する性格ではありませんか? 例として、私は三国志演義の劉備玄徳様がとても好きです。推しを持つことで、「自分はこういう価値観を大切にしている」と再確認できるのではないでしょうか。

「物語」を共有したい

推しには、それぞれ固有のストーリーがあります。そのキャラの過去や成長の軌跡を知り、共感し、見守ることで、自分もその物語の一部になったような感覚を得られることが出来る気がします。

特に長く続けている信オンでは、成長を日々重ねていく為、キャラクターを削除する機会も少なく自分が作ったキャラに没入しやすいゲームであるため、推しの人生に感情移入しやすくなる。 推しが困難を乗り越える姿を見て、自分も勇気をもらうこともあるのではないでしょうか🤗

アイデンティティの一部になる

推しを持つことは、単なる趣味ではなく、アイデンティティの一部となることもあるかも? 「自分はこのキャラが好きな人間である」と意識することで、自己理解が深まる。(自分の分身👥)

また、同じ推しを持つ国の人たちと交流することで、「自分はこのコミュニティの一員だ」という帰属意識が生まれることはありませんか? 推しを通じて、新たな人間関係が築かれることも多いのではないでしょうか。

アンチキャラを作ってしまう理由

推しを作る心理があれば、その逆に「嫌いなキャラ」も生まれるのは自然なことだと思いました。アンチキャラを作る理由には、以下のような心理的要因があるのかもしれません。

社会的アイデンティティと「敵」の存在

人は、自分のアイデンティティを確立するために、「敵」を設定することがあります。たとえば、ある国の合戦に参加していると、その敵対勢力のプレイヤーに対して否定的な感情を抱きやすくなることもあったり。

価値観や美学の対立

推しがいるということは、特定の価値観を支持しているということでもありますよね? すると、それと相反するキャラが「許せない」と感じることがある。

理解できないものへの拒絶

人は、本能的に「理解できないもの」に対して警戒心や嫌悪感を抱くものだと思います。キャラの性格や行動がどうしても理解できない場合、「なんとなく嫌い」と感じることはないでしょうか?

物語への没入と感情移入の副作用

長くゲームを続けていると、プレイヤー(推し)に対する感情がより強くなります。推しが苦しめられるシーンがあると、「その原因を作ったキャラ=敵」として見てしまうことがあるのではないでしょうか。

まとめ

推しを作るのも、アンチキャラを作るのも、人間の本能に根ざした心理的な現象だと思います。推しを持つことで、自分の価値観を再確認し、物語に没入することができる一方、アンチキャラを作ることで、アイデンティティをより明確にし、ストーリーへの感情移入を深めることもあるのではないでしょうか。

どのキャラに惹かれているのか?どのキャラを嫌っているのか?を客観的に考えることで、自分自身の価値観や本質をより理解できるのかもしれません。

これは私が信オンを楽しんでいく為にも常日頃、考えていく課題だとも思ってます

以上

引き続き戦国の世をおたのしみください

メール通知
Notify of
guest
0 Comments
Inline Feedbacks
View all comments